就業規則Q&A

社員が10名以下の場合、就業規則の一部のみ作成した場合、法律的に成立しますか?


社員が10名以下の場合は、就業規則の作成義務のない事業所といえます。

そのような事業所でも、もちろん就業規則の作成をすることは可能ですし、また望ましいことでもあります。
そうして作成された就業規則(労働基準法上は、「就業規則その他これに準ずるもの」と呼ばれています)にも、労働基準法上の就業規則に関する以下の規定は適用されると考えられます。

就業規則で労働者に対して減給の制裁を定める場合は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超えるか、総額が1賃金支払い期における賃金の総額の10分の1を超えると罰せられます。(91条)

就業規則は、法令又はその事業所で適用される労働協約に違反することはできない。(92条1項)

労働契約は、就業規則で定める労働条件の基準に達しない場合は無効である。この無効になった部分は就業規則で定める基準による。(93条)

法律上、社員が10名以下の場合、就業規則の一部を作成しても上記の部分に違反していなければ、成立すると考えられます。

ただし、できれば労働基準法に定められている労働条件の最低基準については、明記していた方が、後々のトラブル防止につながるでしょう。

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